立 地location
産地隣接の理想的な立地
牡鹿半島の西岸中央、かきとわかめ・めかぶの養殖イカダが浮かぶ、穏やかで美しい大原湾。
リアス式海岸の懐に抱かれた近隣漁港には、三陸沖や牡鹿半島沿海で獲れたての海産物が水揚げされます。
マルダイ長沼は、地元の漁協・漁業者から仕入れ、鮮度抜群のまま製造できる理想的な立地条件のもと、
石巻市大原浜の新工場でめかぶ加工を行い、隣接する給分浜でかきの加工を行っています。
- めかぶ部門
- かき部門
養殖工程
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[種付け(採苗)]
7月下旬頃、種苗となるめかぶを採取し、海水槽の中で胞子を放出させ、種糸に胞子を付着させます。
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[保苗]
種糸をロープに取り付けて海中に入れ、幼葉が5cm程に成長する11月下旬頃まで育苗管理を行います。
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[本養成]
11月下旬頃、育苗した種苗を沖合の本養成用のロープ(養殖綱)に巻き付け、さらに成長させます。
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[間引き]
1月〜2月頃にかけ、成長したわかめを適正な養殖密度にするために、生育の悪いものを間引きします。
水揚げ工程
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[水揚げ・刈り取り]
2月〜4月にかけて、沖合の養殖場から養殖綱を引き上げます。わかめの根元から刈り取り、船で運びます。
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[選定]
わかめの葉・茎・めかぶを切り分けます。
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[めかぶそぎ作業]
切り取った根元の茎から食用のめかぶとなる部分を専用の刃物でそぎ落とします。鮮度を保つため熟練の技で手早く行います。
養殖工程
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[種付け作業]
稚貝(種かき)の採取にはほたて貝の殻の中央に穴を開け、1m位の針金に50枚程通したものを用います。
かきの放卵時期(7月下旬から8月中旬)に海中に垂らし海中に漂うかきの卵を付着させます。
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[抑制作業]
種付けされたかきは3ヵ月程たった後、一旦陸に揚げ間引きされ残った強い稚貝を再び海中に戻します。
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[養殖作業]
翌年4月にほたて貝の殻を針金から外し、10m位のロープのより目に絡めて筏に吊るし垂下式養殖を行います。
水揚げ工程
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[水揚げ]
垂下式のロープの長さは10mあるので、船に搭戟しているクレ一ンで巻き上げます。
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[洗浄]
浄化槽に入れて滅菌海水で浄化します。使用する海水はかきの養殖海域の海水を汲み上げ滅菌海水にして使用するため、おいしさが逃げません。
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[むき身作業]
熟練した手さばきで「むき子さん」が一粒ずつ殻から身を外していきます。その後、施設内の指定場所において滅菌海水を用いて洗浄します。
- めかぶ部門
- かき部門